無人夜行バス

考えた事を書きます 

あの二人セゾンはもう見ることが出来ない

僕は欅坂の曲の中で二人セゾンがとても好きです。

ずっと1位を二人セゾンとキミガイナイで争っているくらい。

偶然か必然か2曲ともSoulifeさん作曲編曲。

 

近頃秋の気配がするなと思っていたらMステで二人セゾンをやっていてMVを見返しました。

もう何十回と見ているのに、泣かないと思いながら見ているのに泣きそうになった。

僕は二人セゾンのMVが解禁された時4回連続で見て4回泣いた記憶があります。

その後も二人セゾンがみたいと頭に浮かんだときに見ては感動させてもらっています。

 

なぜここまで二人セゾンが琴線に触れるのか。

二人セゾンとキミガイナイで1位を争っていることからもわかるように僕がノスタルジーや哀愁、孤独といったものを好むというのもあるとは思いますが他にもなにかあるのではないかと思うのです。

 

二人セゾンのMVの彼女達はあの瞬間にしか存在しておらずもう見ることはできないからだと思うのです。

二人セゾンは3枚目のシングルで欅坂のメンバー達が欅坂の活動というものに慣れて楽しくなっていた時期ではないかと推測する。

そんな時期であるからこそMVの中の彼女達は輝いていて二人セゾンの世界にマッチしているんだと。

僕は今の欅坂が二人セゾンのMVを撮ってもあの輝きは出せないとほぼ確信している。

それは悪い意味でもあるけど良い意味でもあると思う。

欅坂は変化しているという事だ。欅坂に限らず諸行無常という言葉があるように何者も変化する。

 

だからあの時期にあの素晴らしい楽曲であの素晴らしいMVを撮りすべてがマッチした一つの作品が完成した事は素晴らしい。

すべてが噛み合って最高のものができたんだと僕は思うわけです。

 

だから僕はあの二人セゾンはもう見ることができないと思うわけです。

もちろん他の曲ももう見ることができないと言えますが二人セゾンという曲において僕はそれをより一層感じるのです。

そして二人セゾンという曲がもう見ることができないということさえもマッチさせて今なお感動を運んできてくれるのだと思います。