もう森へ帰ろうか?が一番表現できるメンバー
もう森へ帰ろうか?という曲は大量生産されるアイドル、人間味のないロボットなどを表現する曲です。
その曲を一番表現できるメンバーは上村莉菜だと思います。
上村莉菜はビジュアルが人形、アンドロイド、ガイノイドのようだと思うのです。
表情を作れば人間味のない感じが出せるということです。
そしてその表現を46showで上村莉菜は100%出しているんです。
小林もとても上手いと思うのですがやはりビジュアルというのはなかなか変わりませんから。
順を追って
鉄やコンクリートは温もりを伝えやしない。
の場面でのカメラ目線なのにカメラではなくて動画をみている人を見つめていて、さらにそれをも通り抜けて遠くを見ているような目をしています。
風の噂に洗脳されて〜存在しない夢を見ていたんだ。
の場面では尾関と抱き合います。
存在しないに入る時に少し後ろに体を反らすんですが、その時に少し微笑んでいるように見えます。この人間味のない表情をした後にその微笑みというのはずるいという感じです。
尾関が仲の良いメンバーであるというのもファンにはたまりません。相手が尾関であるからこそ人間味のない表情から微笑みが生まれるわけです。
これを見ると大量生産される中でお互い助け合っていこうという友情が見えるわけです。
住人たちは何を諦めた。
の場面で土生がぴったり列に入る所にも感動しました。
真実を隠し合って
の場面でも上村は一点を見つめ行進します。
この場面も良いです。
その後の変化を表す場面での鈴本もかっこよくて良いです。
空の太陽よ
の場面での今泉の目力は僕はいらないと思うんです。あれでは自我が強くて大量生産される人間味のない感じは消えてしまうので
あそこは狂気にしなくていい。その後の小林の目が合ってると思います。
ユートピアの後の手を広げる場面でも上村がとても良い。
理屈と言うよりも感覚的に上村はこれが合うんだという感じを受ける。
僕の中では誰がなんといおうと46showのパフォーマンスでもう森へ帰ろうか?を一番表現できていたのは上村莉菜です。